最高で最強の

関ジャニ∞

わたしの青春時代は彼らとともにあった。

 

高校3年生の夏、きっかけはもう思い出せないけど急になぜか関ジャニにハマった。

ちょうどベストアルバム「8EST」が発売された年だった。

iPodに入れて受験勉強に追われながら何度も繰り返し聴いた。受験前の土曜学習でコンサート会場に行けなかったわたしの代わりに、真冬の寒い中、母親がナゴヤドームまでグッズを買いに行ってくれた。(一番欲しかったマジバンは売り切れていた…)

 

無事志望校に合格し、FCに入会してその年のクリスマスに初めて関ジャニのコンサートに行った。その時の参戦服は今でも覚えている。緑のワンピースに緑のヘアバンドで緑のコート…今どの現場に行ってもこんなにダサい格好してる子おらん。(でも、当時ってエイトレンジャーのつなぎとか結構いろいろとアレな時代でしたよね、そんな時もあったのよ)

席は5階、いわゆる天井席で、最初7人が出てきたことも気づかないくらい上からの眺めだった。そして、ずっと楽しみに、でもドキドキしていたラストの隣の座席の人と手を繋ぐやつ。

 

以来、毎年クリスマス付近は関ジャニのコンサートに行くのが恒例だった。

 

今みたいにアイドル本人がSNSをやることも無く、雑誌の表紙を飾ってもネットには白抜きで表示(古のオタク、わかるよね?)、ネットの大海原を航海し情報をかき集め、TVerとかも無かったから関西に住んでる知り合いに「ジャニ勉」をダビングして愛知まで送ってもらっていた。

こんなに誰かのことを必死に知りたいと思ったのは初めてだった。

そしてそれがすごく楽しかった。

いつもどこでもおもしろい関ジャニ∞に数えきれないくらい笑顔をもらった。

関ジャニ繋がりでTwitterで友達もできて、今でもお互い違う界隈にいるものの交友関係が続いている子もいる。

 

メンバーの脱退や体調面などさまざまな障壁がこの20年間あったと思うけど、それでも歩みを止めないでいてくれたから救われた人たちがわたしを含めたくさんいる。

コンサートでたまたま隣になっただけの人と手を取り合って、彼らと一緒に叫んだのは忘れないよ。

「俺たちが、最高で、最強の、関ジャニ∞